2009年GBオフロード第5戦を振り返る。 part2

さて、昨日の続きです。



<まず訂正>

誤)チームあざらしのタティーゴボディ

正)チームあざらしのワモーグボディ



<新車作成と事前セッティング>

1.タイヤについて(補足)

タイヤの件を補足します。
以前はBMAX4用に売られている黒いインナーを使用していました。
これを使用する理由はタイヤのヨレをなくす為です。

どういう意味かというと…
コース右側の高速バンクコーナーを走る時に、外側のタイヤにかかる負担が大きく、
インナーが寄ってしまう現象が発生していました。

インナーが寄ってしまうとタイヤも変形してしまいます。
更にはこの影響でホイールナット側の接着面から剥がれや繊維断裂が発生します。
BMAXインナーはこの為の再発防止対策でした。

硬いインナーを使用することによってタイヤの変形を防ぎ、
タイヤ剥がれを防止したワケです。
走行性能アップではなく、タイヤの延命処置です。

しかし、このタイヤを使用している時にある時急に車が走らなくなりました。
前回も書きましたが、ホイール内に進入した砂が原因です。

走行中にホイール内側にたまった砂が遠心力の影響で
空気抜きの穴から内部に侵入したと思われます。

BMAXホイールの場合、直径1ミリくらいの小さな穴が空いていますが、
こんなに小さな穴でも、1セットしかタイヤをもっていないボクは
練習で多量の砂をホイール内に進入させてしまったようです。

タイヤ内に進入した砂は遠心力でインナーのトレッド面を犯します。
タイヤの中央部分は崩れたインナーと砂で凹んだ硬い面になり、
タイヤ全体では重く、ボコボコとした安定しない形状になります。

16Mのインナーを使用のタイヤと持ち比べた時に、
タイヤの重さの差は歴然です。これじゃあ走らないワケです。

タイヤの件については当日、もうひと工夫することになるワケですが、
これはレース当日の朝の話になります。www


3.ダンパー

使用するOリングはヨコモの120円の物です。
安いです。安いので入替えに変に気をもむ必要もありません。

今までは京商のオレンジ色Xリングを使用していました。
これは400円位する高価なものです。

今まではレース毎に新品にしていましたが、
BMAXに変更後はヨコモの激安Oリングを変更しています。
これで十分です。

今まで何でこんなにお金をかけていたのだろうとビックリするくらいです。
ダンパーメンテの回数も以前とは比べ物にならないくらい減りました。


…で、今回はここで予告通りケミカル品を導入しました。
ショックスライム(Oリング用グリス)です。

本当は、色が赤なので、X-GEAR製のモノが欲しかったのですが、
売っていなかったのでタミヤ製のVGを使用します。

何故今更になってショックスライムかというと、
Oリングやリテーナーを新品交換した直後でも
オイルのにじみがあったからです。

オフロードの場合、ショックの動作回数ははかり知れません。
僅かなにじみでも回数を繰り返せばオイルは減っていきます。

逆に外に出ると言うことは、中にも入れるということになります。
これは再発防止しなくてはなりません!

結果として完成したダンパーは概ね良好でした。
特にシャフトの動きが重くなるようなこともありません。

ダンパーシリンダーのOリング室内およびリテーナーにもたっぷりと塗りこんで、
空気抜きの際にもここから抜けてくる空気も激減するはずです。


4.足回り

足回りの設定は、標準設定から変更したのは、
リアのダンパーの立て方だけです。

これは、雑誌を見て研究しました。
RCスポーツのサノタケさんの記事です。

コーナーでの『巻き』現象で、前半で巻きが発生するのを前巻き。
後半で発生するのを後巻き。と言うそうです。

前半で発生する場合は、リアダンパーを立てる。
後半で発生する場合は、リアダンパーを寝かせる。 らしいです。

ボクのBMAXの場合、高速コーナーの中盤あたりでリアが滑り、
スピンしてしまう症状がありましたのでリアダンパーを寝かせたところ
問題解決しましたので、この設定のままです。w
サノタケ様々です。www

RCスポーツではサノタケさんの記事が、
RCワールドでは浩店長の記事がすごく面白く参考になると思います。
RCマガジンは…。www

でも浩店長の記事は次回で終了しちゃうんですよね~。
出来れば連載を延長して欲しいです。


5.オプション

今回、4PKを買っちゃう勢いがあったので資金面に余裕がありました。
なので色々オプションを買っちゃったワケですが、ぶっちゃけ、
必要ないと思います。

費用対効果を考えるなら、ノーマルで十分です。
練習とタイヤにお金をかける方が良いと思います。



6.デフ&スリッパー

ここはもう特にありません。得意の分野です。
修師匠直伝の技でサクサクと組み上げます。

あっ、ただ以前と違うのは、デフは重めに締めるのはやめました。
手で軽く回る設定になっています。
こうすることによって旋回性が変わってきます。



<天候>

車の試走がまだだったので、前日の土曜日に練習をする予定でしたが、
あいにくの雨予報、しかも暴風雨との事。
しかし予報は日曜日の強風ながらの快晴をアナウンスしています。

やった! と思いました。

前日の大雨により、ボクの予想では午後1~2時くらいまでは
フルグリップが続く算段があったからです。

これでローグリップ路面を爆走する石毛さんや野口さんと対等に
戦えるだろうという予測がたってきました。

しかしながら、
まだ一度も走らせていないBMAXの新車の不安だけは
拭い去ることは出来ませんでした。

ギア舐めしたらどうしよう…。



<レース当日 朝~シェイクダウン>

ぶっちゃけ、寝ていません。
車の作り込みとボディ塗装、あとレースに対する緊張から眠れませんでした。
かなり眠いです。www

シェイクダウンは問題無く終了。
車の挙動は概ね良好です。

最後に他車の動きと走行状態を見て最終設定を行います。



変更箇所

1.テーブルトップ手前のギャップ対策

各車、テーブルトップ手前に出来たギャップで車が跳ねています。
ここで車が跳ねてしまうと、トラクションがうまくかからず
テーブルトップを綺麗に飛ぶことが出来ません。

初期は前23ミリ後24ミリ設定でしたが、
前後24ミリに修正しギャップに対応しました。


2.強風対策

当日はものすごい強風です。
ロングジャンプ中に強風で煽られたら死亡確定です。www

いつもはリアグリップ確保の為、ウイングを
ビックウイング+フルリップ残しにしているのですが、
今回は強風対策としてSTDサイズ+4割リップ残しに変更です。


3.砂の進入対策

晴天と強風、GB本来の水はけの良さの相乗効果で
路面がすごいスピードで乾いて行きます。

乾いてサラサラになった砂はホイール内に進入してくるので、
今回はホイールの空気抜きの穴をグラステープで塞ぎました。www

夏路面の間はずっとこれで行くつもりです。
走行性能よりもタイヤライフの方が重要です。www


4.安定性の向上

グリップも良く、旋回性も問題なかったので
スタビを装着して車の安定をはかります。
今回はリアにスタビを入れました。

フロント側にも入れる予定でしたが、
今回は時間が無いのもあって見送りです。


5.レース用タイヤ2

最終的にインナーを中古M16に変更して接着しましたが
結局、グリップには問題なかったのでレース用タイヤ2の出番は無し。




うーん…。楽しいです。

車が路面に合わないのを分かっていながらも、
何をどう変更すれば良いのかも分からない為、
何もせずに車をコースに出した過去とは大違いです。

間違いなく成長していると思います。うんうん。www



<予選1>

4WDクラス1ヒート目6番手スタートです。
予想以上にコースの水はけが良い為、部分的に路面が乾いてきています。

これも毎回同じ話ですが、予選1回目が勝負です!
ここが始まりであり勝利への道の全てです。

グリップは全く問題の無い状態だったので、不安感は全く無く、
おちついて走ることが出来ました。1ミスありましたが暫定TQです。

<予選2>

4WDクラス1ヒート目1番手スタートです。前方はクリアです。
得意の単独走行ですが路面の渇きが早く、多少滑ってきます。
ここでも1ミス発生ですが、23~24秒のタイムで安定しています。
予選1と同じ様なタイムでTQ確定!
人生初のTQです!


<決勝>

予選では運良くTQを獲得しました。ポールスタートです。
2番手には石川選手、3番手には佐藤選手です。

優勝までのシナリオ作りはここまで完璧です!

石川選手、佐藤選手はホームコースでは無いにもかかわらず
予選2番手、3番手は本当にすばらしいと思います。

しかしながら予選中に数回コケやスタックをさせていたので、
決勝はかなり慎重に攻めてくることが予想出来ました。

まして二人はツーリングではエキスパートな方々。
無茶な接触やバットドライブはありえません。

つまりこれは、スタート直後のボクの苦手な混戦を避けられる算段です。


3、2、1、スタート!


初TQでかなりビビっていましたが、
予想通り石川選手、佐藤選手の序盤でのモーレツチャージはありません。
慎重に隊列を組んで1周目が終了します。

前方はクリア、得意の単独走行開始です!


レース中盤、追い上げる佐藤選手に一度抜かれてしまいますが、
三瓶選手を抑えた得意の右セクションで抜き返します。

ここから終盤までは2位をジリジリと引き離し、
栄光のゴールへと向かいます。


…が、ここでモーレツな勢いで追いかけてくるのが石毛選手。
やはり来たか…という感じです。

ボクは石毛選手には精神的に勝っていると思っていたので、
怖さはありませんでした。

仮に石毛選手にパスされたとしても、後ろからのプレッシャーと
本人の動揺でミスする可能性が高かったので精神的には
ボクの方が安定していたと思います。


ただボクが怖かったのは残り時間です。


石毛選手にパスされた場合に、
ミスを誘発する前にゴールされてしまうと厄介です。
これだけは怖かった。

しかしそれは現実のものとなります。www
石毛選手を直後に従え、最終ラップに突入します。

ここでパスされてしまえば、優勝は持っていかれてしまいます!
走りの方も心の動揺が車の動きに出て自分で笑っちゃいます。www

結果的にはなんとか無難にまとめて、チェッカーフラッグ!
GB4周年のこの日、悲願の初優勝を遂げました!


<エピローグ>

操縦台を降りると、ライバル選手達が祝福と握手をくれた。

感動した。スゲーうれしくて、スゲー恥ずかしかった。ww

この感動はきっと一生忘れない。

ありがとう! みんな。

ありがとう! GBサーキット。



これからレースはシーズン中盤へ。

激戦は続いていく…。

次に女神の祝福を受けるのは一体誰か?


GOTO NEXT STAGE!
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急用でいけなかったのだけど、やっぱり行きたかったな。

次も勝負です。
今回は・・・・・































負けましたwwww
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